このたび、相模原市の市役所さくら通りに「さがみひまわりクリニック」を開設させていただく院長の秋山 暢と申します。
私は東京大学医学部附属病院ならびに同愛記念病院で臨床研修を行い、その後、血液内科を専門として、自治医科大学、東京大学、国立がんセンター研究所(当時)、北里大学、東京都立墨東病院、帝京大学において、血液疾患の臨床や研究、学生や研修医の教育に携わってまいりました。
特に、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった造血器悪性腫瘍の患者さんを数多く診察し、抗がん剤治療やその副作用に対する支持医療、進行期の患者さんの緩和医療に取り組んでまいりました。
医療の進歩によりがん患者さんの寿命が延びてきておりますが、抗がん剤や免疫療法の副作用による心臓や腎臓といった重要臓器の障害、内分泌・代謝異常、骨代謝異常が問題となっています。がん治療の専門家と各臓器の専門家が連携して治療に取り組むことが重要ですが、抗がん剤や免疫療法の副作用は全身に及ぶため、がん患者さんは複数の診療科を掛け持ちしなければなりません。私は、血液疾患やがん患者さんが抱える高血圧症、脂質異常症、糖尿病、骨粗鬆症、心臓病、腎臓病などをひっくるめて可能な限り全身的に診察し、患者さんの生活の質(クオリティー・オブ・ライフ、QOL)の向上に努めてまいりました。
当院では、私が30年以上にわたって培ってきたノウハウをもとに、地域の皆様に生活習慣病を含めた総合的な内科診療を提供いたします。
また、血液疾患やがんの患者さんには、気軽にご相談いただけるかかりつけ医として、QOLの向上を目指した医療を提供いたします。
末永く愛されるクリニックとなれますよう努力を重ねてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さがみひまわりクリニック 院長
秋山 暢